2023.12.19お役立ち情報
アメリカ大学留学に向けて経験者が語る!IELTSの攻略・勉強方法!
掲載日:2023/12/19(2024/3/21更新)
アメリカ大学留学に向けて経験者が語る!IELTSの攻略・勉強方法!
今回は、グローバルクリックからセブ島留学を経験し、目標であったIELTSスコア6.0を達成した彩香さんのブログです!
目次
1.自己紹介
2.IELTSスコアアップを目指す理由
3.IELTSの難しさ
4.IELTSスコアアップに必要な勉強時間
5.IELTSの攻略・勉強法
6.IELTS試験のコツ
7.IELTS申し込みと当日の注意点
8.セブ島留学の効果
1.自己紹介
こんにちは!大学3年生の彩香と申します。現在(2023年)は、4年次でのアメリカ大学への交換留学を目指しています。
大学入学時、新型コロナウイルスの影響で憧れだった海外留学が遠のいてしまい、一時はその夢を諦めかけました。しかし、どうしても諦めきれず、最後の年である4年次に挑戦することを決意し、IELTSの勉強を始めました。就職活動の期間とも被り、多くの葛藤がありましたが毎日英語と向き合い継続的に学ぶ事で、出願に必要な6.0のスコアを達成する事ができました。
このブログでは、私がIELTS6.0を達成した勉強方法とIELTSの勉強を通じて経験したことについてみなさまにご共有したいと思います。英語学習や留学を目指している多くの方々にとって少しでも参考になれば嬉しいです。
2.IELTSスコアアップを目指す理由
IELTSを勉強するきっかけとなったのはアメリカの大学への出願時に、英語能力の証明となる試験スコアの提出が求められたからです。目指す大学に出願するためには、IELTS6.0が必須であったため勉強を始めました。
英語能力を証明するための試験では、TOEFLとIELTSが主に国際的に認められており、最初はどちらの試験を受けるか迷いました。
TOEFLはコンピューターベースの試験で、スピーキングセクションではコンピュータに向かって話す形式です。
IELTSはペーパーベースの試験も選択でき、スピーキングセクションでは実際に試験官と対面で会話をします。
私は実際の人とのコミュニケーションを重視し、そのスキルを試されるIELTSの形式が自分に合っていると考えました。実際に生活や学業の中では、コンピュータと話すよりも、人との対話が中心です。よってIELTSの形式がより現実的であると考え、その勉強を始めることを決めました。
3.IELTSの難しさ
TOEICとIELTS、両方の試験を経験して感じたIELTSの難しさは、より専門的で実践的な能力を試される点です。
TOEICはビジネスシーンを中心とした英語能力を測る試験であり、リーディングとリスニングの2つのセクションから成り立っています。問題は選択式であり、特定の文脈や状況に基づいた英語の理解を問われます。
一方、IELTSはアカデミックな内容を中心とした試験であり、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4つのセクションがあります。
最も大きな違いは、IELTSにはライティングとスピーキングのセクションがあることです。実際の英語を書いたり話したりする能力が試されるため、TOEICよりも実践的な英語能力が求められます。
スピーキングセクションでは、試験官との対面での会話が行われるため、リアルタイムでのコミュニケーション能力が試されます。流暢に英語を話すだけでなく、正確な発音や文法、そして適切な語彙を使用する能力も試されます。
IELTSのライティングセクションは特に難易度が高いと言われています。エッセイの構成や論理的な展開、適切な語彙の使用など、高度な英語表現能力が求められるからです。
私が一番苦労したのはリーディングでした。大学や大学院の授業で使われるアカデミックな単語や専門的な単語を覚える必要があったからです。
このように、IELTSは全体的な英語力4技能を均等に高める必要があるため、全セクションをバランス良く勉強することは非常に根気がいるものでした。
4.IELTSスコアアップに必要な勉強時間
IELTSの勉強を始めてから、毎日できる限りの時間を英語学習に費やすことを心がけていました。一般的に、IELTSのスコアを0.5上げるためには約300時間の勉強が必要と言われています。しかし、日常生活で英語に触れる機会が少ない私たち日本人にとって、その勉強時間はさらに多く必要だと感じています。
私は現在大学3年生なので、幸いにも授業の数がそれほど多くないため、IELTSの勉強に時間をあてることができました。さらに、アルバイトの時間も減らすことで、一日に5~6時間以上は英語の勉強に専念しました。
IELTSは4つのセクションがあるので、それぞれのセクションに対する対策を行っていると、自然と時間がかかりました。リーディングやライティングのセクションは、時間内に全問題を回答することすら難しかったため、多くの時間を割く必要がありました。とにかく過去問など繰り返しの練習が必要で、スコアを取るまでは毎日IELTS漬けの日々でした。
5.IELTSの攻略・勉強法
大学2年生の頃、IELTSの勉強を始めました。参考書をもとに基本的な知識や問題の解き方を学びましたが、独学の勉強には限度があると感じました。
そこで春休みを利用し、更なるスキルアップを目指してセブへの留学を決意しました。セブでの留学は、IELTS特化コースを選択し、朝から夜まで集中的に勉強する日々を過ごしました。セブでの経験は非常に有意義なものでした。
IELTSの各セクションには、特有の解き方やコツが存在します。例えば、ライティングのPART1では、出題される問題をパラフレーズした後にOVERALLを記述するというテンプレートがあります。
このようなテンプレートを知ることは、効率的な勉強の第一歩となります。独学だけでは難しい部分もあり、セブでの指導はそのブリッジとなりました。
帰国後の試験までの期間はセブで得た知識をベースに、過去問を中心に勉強を進めました。
【勉強方法】
ライティング:2つの問題を1時間以内に解答するスキルを磨くため、モデルエッセイを参考に繰り返し練習
リーディング:単語力を強化し、読むスピードと読解力を向上させることを意識
リスニング:隙間時間は常にIELTSの無料Podcastを聞き、シャドーイングを取り入れ、リスニング力を強化。自分の苦手とする問題形式に焦点を当て徹底的に練習。
スピーキング:日本にいる間は対人での練習が難しかったため自分の英語を録音しながら練習。実際の質問に対して簡潔に答えるスキルを重点的に磨く
週に2回は実際の試験の流れで4セクションの過去問を3時間かけて、模擬試験として解きました。なかなかハードでしたが効果的であったと思います。
6.IELTS試験のコツ
IELTSの試験当日、私は非常に緊張していました。公式の試験を受けるのは初めてであり、そのうえ受験料として2万5千円もの大きな金額を支払っていたため、プレッシャーは計り知れないものでした。しかし、試験に臨むうえで、緊張やプレッシャーを乗り越え、冷静な心持ちで取り組むことが何よりも重要であると痛感しました。
まず、時間管理は非常に大切です。IELTSの各セクションは、一度始まるとやり直しは許されません。そのため、与えられた時間内に確実に問題を解くことが求められます。
ライティングやスピーキングのセクションでは、時間内に自分の意見や考えをしっかりと表現することが必要です。
スピーキングのセクションでは、試験官との対話形式での試験となります。この部分では、自分の意見をはっきりと伝えることが重要です。緊張や不安を感じることは当然ですが、その感情に振り回されずに冷静に自分の考えを伝えることを意識しました。
試験中に不明点や難しい問題に出くわした場合、焦らずに次の問題に進むことも大切です。
全体の流れを大切にし、最後まで冷静に取り組むことで、より良い結果を得ることができると思います。
7.IELTS申し込みと当日の注意点
IELTSの申し込みは、いくつかの公式試験機関を通じて行うことができます。各試験機関には、価格や提供される特典が異なるため、受験を検討する際はそれぞれの機関の特徴や条件をしっかりと比較・検討することが大切です。
試験当日には、必要な書類や筆記用具を忘れずに持参し、試験開始時間よりも十分早めに会場に到着することをおすすめします。会場には他の受験者も多く、受付や身分確認に時間がかかる場合があるからです。
試験中にお手洗いに行くことができるのは限られた時間のみで、試験時間が減ってしまうので、試験開始前に行かれることをおすすめします。試験前と試験中は、ペットボトルに入ったお水のみ持ち込み可能ですが、水分補給も控えめにすることをおすすめします。
8.セブ島留学の効果
セブ島への留学は、私の英語学習における大きなターニングポイントとなり、セブ島での経験もまた、私の人生において、大きな意味を持つものとなりました。
私は、EV English AcademyのIELTS特化コースを選択しました。ここでの日々は、朝から夜まで英語の勉強に没頭するものでした。授業中だけでなく、日常的に英語を使う環境での学習は、私の英語スキルの向上に大きく貢献しました。印象的だったのは、グループ授業と同じくらいの時間を、ネイティブスピーカーの先生とのマンツーマンレッスンで過ごすことができた点です。これにより、各セクションのスキルを効率的に磨くことができました。
毎週木曜日の3時間のモックテストは、実際のIELTS試験の雰囲気を体験する貴重な機会となりました。モックテストは非常に厳しいものでしたが、長時間の試験に慣れるためには欠かせない経験でした。学習面だけでなく、留学生活そのものも非常に充実していました。
EV Academyで多様な国籍の学生たちと出会い、彼らとの交流は私にとって一生の宝物となりました。学校内にはプールやスポーツジム、カフェなどの施設が整っており、学習の合間にリフレッシュすることもできました。同じIELTSの目標を持つ友人たちとの日々は、お互いを高め合う刺激的なものでした。
このセブ留学を通じて、短期間でIELTSの勉強に集中することができ、目標スコアに大きく近づくことができました。留学にあたり常にサポートをしてくれたグローバルクリニックの方々にも本当に感謝しています。
EV Academy
9.おわりに
IELTSの勉強を振り返ると、多くの挑戦と困難がありましたが、それを乗り越えることで得られた経験や知識は計り知れないものです。
私の経験や学びが、このブログを通してこれからIELTSの勉強を始める方や、目標スコアに向けて努力している方々の参考になればと思います。
英語学習は、単なる言語の習得だけでなく、異文化理解やコミュニケーション能力の向上、そして自分自身の成長をもたらすものだと考えています。
私がセブ島留学やIELTSの勉強法を模索する中で感じたことは、正しい方法と継続的な努力があれば、どんな目標も達成可能であるということです。この過程で出会った多くの人々、特に同じ目標を持つ友人たちやサポートしてくれた両親と先生方、スタッフの方々には心から感謝しています。みなさんとの出会いや交流は、私の学習のモチベーションを高め、時には困難な時期を乗り越える力となりました。
最後に、IELTSの勉強や試験は決して簡単なものではありませんが、その過程で得られる経験や自己成長は、将来のあらゆる場面での大きな武器となると思います。自分のペースを知り、継続的に努力を続けることで、きっと目標とするスコア、そしてそれ以上のものを手に入れることができると信じています。
このブログが、皆さんのIELTSの旅の一助となれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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