2026.07.28お役立ち情報
【15歳未満の留学】 未成年者の単独渡航に必須のWEG申請とは?

掲載日:2026/07/28
【15歳未満の留学】
未成年者の単独渡航に必須のWEG申請とは?
15歳未満のお子様が保護者の同伴なくフィリピンへ渡航する場合には、「WEG(Waiver of Exclusion Ground)」の申請が必要となります。この記事では、WEG制度の概要から必要書類、申請方法までを分かりやすく解説します。
ジュニアキャンプやお子様だけの留学など、15歳未満のお子様が単独でフィリピンへ渡航するケースでは、通常の海外旅行とは異なる手続きが必要になります。
フィリピンでは、15歳未満の未成年者が保護者(父母のいずれか)の同伴なく入国する場合、原則として入国が認められていません。
そのため、事前に「WEG(Waiver of Exclusion Ground)」の認証手続きを行うことで、保護者の同伴がなくても入国できるようになります。
この記事では、初めて申請される保護者の方にも分かりやすいよう、WEG申請について順番にご紹介します。
この記事で分かること
- WEGとは何か。
- どのような人が申請対象になるのか。
- 必要書類一覧。
- 申請場所と申請方法。
- 出発当日の流れ。
WEG(Waiver of Exclusion Ground)とは
WEGとは、「Waiver of Exclusion Ground」の略称で、15歳未満のお子様が保護者の同伴なしでフィリピンへ入国する際に必要となる認証制度です。
フィリピンの出入国に関する制度では、15歳未満の未成年者は父母のいずれかが同行しない場合、原則として入国することができません。
ただし、事前にフィリピン大使館または公証人役場で必要な認証手続きを行うことで、単独渡航や代理のガーディアンを伴う渡航が認められます。
WEG申請が必要になるケース
- ・15歳未満のお子様のみでフィリピンへ渡航する場合。
- ・両親以外の方と渡航する場合。
- ・ジュニア留学へ参加する場合。
- ・学校スタッフなど代理ガーディアンが同行する場合。
WEG申請は誰が対象?
以下に該当する場合は、WEG申請を行う必要があります。
| 対象 | WEG申請 |
|---|---|
| 15歳未満が単独渡航 | 必要 |
| 両親以外の大人と渡航 | 必要 |
| 父または母と渡航 | 不要 |
| 16歳以上 | 通常不要 |
ポイント
WEGの認証手続きは、日本を出発する前に完了させる必要があります。
当日に空港で取得できるものではありませんので、十分余裕を持って準備を進めましょう。
WEG申請に必要な書類一覧
WEG申請では、保護者が必要書類を準備し、フィリピン大使館へ提出します。
提出書類はすべてA4サイズで用意する必要があります。
| No | 必要書類 |
|---|---|
| ① | 扶養・保証に関する同意宣誓供述書(2部) |
| ② | WEG申請書(2部) |
| ③ | 証明写真(パスポートサイズ)2枚 |
| ④ | 子どものパスポートコピー(2枚) |
| ⑤ | 同行者のパスポートコピー(2枚)※単独渡航の場合は不要 |
| ⑥ | 父母または親権者のパスポートコピー(2枚) |
| ⑦ | 戸籍謄本原本・英訳用紙(1部ずつ) |
提出前に確認したいポイント
- ・署名が必要な箇所は事前に記入しないものがあります。
- ・書類は2部必要なものがあります。
- ・戸籍謄本は英訳書類も提出します。
- ・代理申請では氏名の記載方法に注意が必要です。
WEG申請の流れ
WEG申請は、日本を出発する前に完了しておく必要があります。
必要書類を準備した後は、フィリピン大使館または公証人役場で認証手続きを行います。
認証された書類は、出発当日に必ず手荷物として持参してください。
申請できる場所
WEGの認証は、以下のいずれかで行います。
| 申請場所 | 特徴 |
|---|---|
| フィリピン大使館(東京・大阪) | 大使館で認証手続きを行う方法。 |
| 公証人役場 | 公証人による認証を受ける方法。 |
フィリピン大使館へ申請する場合は、混雑状況によって待ち時間が発生することがあります。
事前に電話で予約をしてから訪問することが推奨されています。
フィリピン大使館で申請する場合
必要書類を提出し、認証手続きを行います。
受付後は認証済み書類の完成まで数日かかります。
窓口で受け取ることもできますが、郵送で返送してもらうことも可能です。
郵送を希望する場合は、日本郵便のレターパックプラスを提出時に用意します。{index=2}
大使館申請のポイント
- ・東京または大阪のフィリピン大使館で申請可能。
- ・認証完了までの目安は約3〜5営業日。
- ・郵送返却の場合はさらに日数がかかる。
- ・繁忙期は約3週間程度かかる場合もあるため、余裕を持った申請がおすすめ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 認証期間 | 約3〜5営業日 |
| 受け取り方法 | 窓口・レターパックプラス利用 |
| 繁忙期 | 約3週間程度かかる場合あり |
公証人役場で申請する場合
WEG申請は、公証人役場で公証を受ける方法でも認証手続きを行うことができます。
手続き時間はおよそ1時間程度です。
ただし、公証人役場によってはWEG申請の取り扱いに慣れていない場合もあるため、事前に電話で確認しておくと安心です。
公証人役場を利用するメリット
- ・近くの公証人役場で手続きできる。
- ・認証は当日中に完了することが多い。
- ・大使館まで行けない場合の選択肢になる。
申請前に確認しておきたいポイント
- ・書類はA4サイズで準備する。
- ・署名は指定されたタイミングで行う。
- ・提出書類はコピー部数も確認する。
- ・出発直前ではなく、余裕を持って準備する。
- ・制度や必要書類は変更される場合があるため、最新情報はフィリピン大使館で確認する。
WEG申請書の記入例
WEG申請では複数の書類へ記入が必要です。
記入漏れや署名方法を間違えてしまうと、再提出が必要になる場合があります。
ここでは代表的な3種類の書類について、記入ポイントをまとめました。
実際の様式は最新のものをご使用ください。
資料のダウンロードは こちら
記入例① 扶養・保証に関する同意宣誓供述書
親権者が記入する重要書類です。
署名欄はフィリピン大使館職員または公証人の面前で署名する必要があります。
事前に署名しないよう注意してください。
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記入例① 扶養・保証に関する同意宣誓供述書
主な記入項目
| 番号 | 内容 |
|---|---|
| ① | 親権者氏名(ローマ字) |
| ② | 国籍 |
| ③ | 住所(ローマ字) |
| ④ | 渡航されるお子様のお名前(ローマ字) |
| ⑤ | 渡航されるお子様の生年月日(英語) |
| ⑥ | 渡航されるお子様の出生地(ローマ字 例:Tokyo, Osaka…) |
| ⑦ | 渡航されるお子様の年齢(数値のみ) |
| ⑧ | 渡航されるお子様のパスポート番号 |
| ⑨ | 渡航されるお子様のパスポート有効期限(英語) |
| ⑩ | 出発エリア(ローマ字) |
| ⑪ | 到着エリア(ローマ字) |
| ⑫ | 単独渡航の場合は「ALONE and UNACCOMPANIED」にチェック※ジュニアキャンプ等で付き添いがある場合は WITH TRAVELLING COMPANIONにチェックしてその他の空欄はお問い合わせください |
| ⑬ | 学校名・住所 |
| ⑭ | 保護者署名(指定場所で署名) |
記入例② WEG申請書
WEG申請書には、お子様のパスポート情報やフライト情報、留学先学校の情報などを記入します。
保護者が署名する書類となります。
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記入例② WEG申請書
主な記入項目
| 番号 | 内容 |
|---|---|
| ① | 渡航されるお子様のお名前(ローマ字) |
| ② | 渡航されるお子様の性別(Male:男性 Female:女性) |
| ③ | 渡航されるお子様の国籍(英語) |
| ④ | 渡航されるお子様の生年月日と出生地(英語・ローマ字) |
| ⑤ | 渡航されるお子様のパスポート番号 |
| ⑥ | 渡航されるお子様のパスポート発行日と発行地 |
| ⑦ | フィリピン到着日 |
| ⑧ | フライト番号 |
| ⑨ | 出発エリア(ローマ字) |
| ⑩ | 学校名・住所 |
| ⑪ | 保護者氏名・署名 |
記入例③ WEG用戸籍謄本英訳用紙
日本国籍のお子様は、戸籍謄本とあわせて英訳用紙も提出します。
戸籍謄本に記載されている内容をローマ字で記入します。
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記入例③ WEG用戸籍謄本英訳用紙
主な記入項目
| 番号 | 内容 |
|---|---|
| ① | 戸籍謄本1ページ目上段に記載されている親権者のお名前(ローマ字) |
| ② | 記載されている本籍住所(ローマ字) |
| ③ | 参加されるお子様のお名前(ローマ字) |
| ④ | 参加されるお子様の生年月日(英語) |
| ⑤ | 参加されるお子様の出生地(ローマ字 例:Tokyo) |
| ⑥ | 戸籍謄本に記載されているお母様の名前(ローマ字) |
| ⑦ | 戸籍謄本に記載されているお父様の名前(ローマ字) |
| ⑧ | 両親はご結婚されてますか(YES/NO) |
| ⑨ | 両親が離婚されている場合、親権はどちらにありますか(FATHER/MOTHER) |
| ⑩ | お母様とお父様のどちらかのお名前(ローマ字)※窓口に申請に行かれる方の署名 |
記入時によくある注意点
- 氏名はパスポート表記と同じローマ字で記入する。
- 代理申請の場合は印鑑証明書と同じ氏名で記入する。
- 署名欄は指定された場所でのみ署名する。
- 学校名・住所は正式名称を記入する。
- フライト情報は予約内容と一致させる。
- 提出前にコピー部数も確認する。
出発当日の流れ
WEG申請が完了したら、認証済みの書類一式を必ず手荷物として持参してください。
受託手荷物に入れてしまうと、フィリピン到着後に提出できなくなるため注意が必要です。
出発前チェックリスト
- WEG認証済み書類を持った。
- パスポートを持った。
- 航空券(eチケット)を準備した。
- 学校案内書類を準備した。
- WEG申請料として現金(フィリピンペソ)を準備した。
- 書類はすべて機内持ち込み荷物へ入れた。
よくある質問
Q. WEGはいつ申請すればいいですか?
繁忙期には認証まで数週間かかる場合があります。
出発直前ではなく、余裕を持って準備することをおすすめします。
Q. 保護者が同行する場合も必要ですか?
父または母が同行する場合は、通常はWEG申請の対象ではありません。
Q. 書類はスーツケースへ入れても大丈夫ですか?
いいえ。
認証済み書類は入国時に提出するため、必ず機内持ち込み手荷物へ入れてください。
Q. 最新情報はどこで確認できますか?
申請方法や必要書類は変更される場合があります。
最新情報は必ず在日フィリピン大使館でご確認ください。
まとめ
15歳未満のお子様が保護者の同伴なくフィリピンへ渡航する場合は、事前にWEG申請が必要になります。
必要書類の準備だけではなく、署名方法や提出先、申請時期にも注意が必要です。
特に繁忙期は認証まで時間がかかることがあるため、出発日から逆算して早めに準備を進めましょう。
制度は変更される場合があります。
最新情報は必ず フィリピン大使館またはフィリピン入国管理局の案内をご確認ください。
WEG申請ガイド(PDF)
詳しい記入例や提出書類は、以下のPDFでもご確認いただけます。
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